ポリ袋メーカーが考えるSDGsへの答え

私たちがプラスチック製品においてSDGsに貢献するための答え、それは「再生」にあります。
再生原料を活用した製品は、地球温暖化対策やCO₂削減に大きく貢献します。

1. CO₂排出量の削減

再生原料を使用することで、バージン原料を製造する際に発生する大量のCO₂排出を抑えることができます。
(再生原料40%使用の場合、CO₂排出量約25%削減。再生原料100%使用の場合、CO₂排出量約60%削減。)

例えば、ポリエチレン製品を再生して新たな製品にするプロセスでは、原油を精製してバージン原料を作るプロセスに比べてCO₂排出量が大幅に減少します。

2. 高い再生可能性

ポリエチレン製品は単一素材で構成されているため、リサイクルしやすく、再生原料として再利用が可能です。

再生されたポリエチレンは、新たな製品(ゴミ袋や包装材など)に生まれ変わることで、資源を循環型に活用する道を広げています。

3. 焼却時の環境負荷が低い

ポリエチレンは完全燃焼することで、理論上、水(H₂O)と二酸化炭素(CO₂)だけを発生します。

有害物質や有毒ガスをほとんど発生させないため、廃棄処理時の環境負荷が低いのが特徴です。

ただし、製品に炭酸カルシウム(CaCO₃)などの不燃物が含まれている場合、燃え残りが発生します。燃え残った灰は焼却炉に体積します。

当社の再生原料入りの製品には炭酸カルシウムを一切使用しておりません。

再生原料を活用することは、単なるコスト削減ではなく、持続可能な未来を支える行動です。

私たちは、以下の3つの目標に向けて再生原料製品の開発・ラインナップの拡大を進めています。

1. 資源の有効活用

天然資源の採掘や新規バージン原料の使用量を減らし、資源を守る。

2. 環境負荷の軽減

製品ライフサイクル全体での環境負荷を最小化。

3. 次世代への貢献

再生可能な素材を活用した製品を社会に普及させ、次世代に豊かな地球を残す。

再生原料を選ぶことで、できること

CO₂削減の実現

再生原料を選ぶことは、地球温暖化の抑制に直接つながります。

資源循環型社会への貢献

廃棄物を再利用することで、限られた資源を最大限に活用します。

環境への優しさをアピール

再生原料使用の製品を導入することで、企業の環境配慮型経営を消費者に伝えることができます。

ハウスホールドジャパン株式会社は、
再生原料を活用した製品を通じて、環境に優しい未来を目指します。

私たちは、リサイクル技術の向上と環境負荷を最小限に抑えた製品開発を推進し、持続可能な社会の実現を目指します。
再生原料の活用は、SDGsへの直接的な貢献であり、 環境問題への最適解のひとつです。